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日比谷情報システムのエンジニア採用ブログ

IT業界の最新事情や求人・転職動向、クラウドサービスなど技術関連のトピックス、開発エンジニア・インフラエンジニアの日々の仕事や成果、エンジニア求人の最新ニュースなど、日比谷情報システムがお届けする採用ブログです。プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーとしてキャリアアップしたい方、新たな領域で活躍したい方は、ぜひご注目ください。

今どき年収が上がるシステムエンジニアって、どんなタイプ?

今どき年収が上がるシステムエンジニアって、どんなタイプ?

システムエンジニアとしてキャリアを重ねる中で、さらなる年収アップを図りたいと考える方は多いのではないでしょうか。

システムエンジニアの実務経験とスキル次第では、年収に百万円単位の差が付くことも珍しくありません。そこで今回は、年収アップが期待できるシステムエンジニアの特徴と求められる実務経験、習得すべきスキルを解説します。

システムエンジニアの年収に差がつく理由

ITエンジニアの中でも、システムエンジニアの平均年収は約574万円(2025年厚生労働省調査)と、比較的高い水準にあります。また、年収の上がり幅が比較的大きく、同じ20代でも前半と後半で平均年収に100万円程度の開きがあることもシステムエンジニアの特徴です。

ただし、誰でも一律に給与が上がるわけではありません。どのようなスキルや経験を積むかによって、300万円台から1000万円超まで、個々の年収に大幅な開きがあることも事実です。

近年のDX推進やIT人材不足により、企業がエンジニアに求める人材像はより明確化しています。単純にプログラミングができるだけでなく、ビジネス課題を理解して解決策を提案できる人材、新しい技術領域で即戦力となれる人材が高く評価されるようになりました。

年収アップが期待できるシステムエンジニアの条件

ここで、年収アップが期待できるシステムエンジニアの具体的な条件を見ていきましょう。

上流工程・大規模プロジェクトの経験

上流工程・大規模プロジェクトの経験を持つエンジニアは、現場で高く評価されます。要件定義や基本設計といった上流工程では、クライアントのビジネス課題を理解し、技術的な解決策を提案する能力が求められるためです。

下流工程よりも高い技術力とコミュニケーション能力が求められるため、スキルを備えたエンジニアはあらゆる現場で重宝され、年収にも影響します。実際、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーとして上流工程を担当するエンジニアは、プログラマーと比べて100万円以上高い年収を得ているケースも珍しくありません。

また、数十人から数百人規模の大規模プロジェクトの経験者についても、複雑な要件を整理し、多くの関係者と調整しながら進める能力があると判断されるため、待遇面で有利な傾向にあります。

専門性・希少性の高いスキル

専門性・希少性の高いスキルを身に付けることで、年収大幅アップが期待できます。近年特に注目されているのは、クラウド技術、AI・機械学習、セキュリティ分野です。以下のスキルと知識を持つ人材は高く評価されます。

  • クラウド分野:AWS認定資格やMicrosoft Azure認定資格などのベンダー資格と専門技術
  • AI・機械学習分野:PythonやR言語を使ったデータ分析、機械学習モデルの構築スキル

サイバー攻撃の脅威が高まる中、セキュリティ分野の専門知識を持つエンジニアも引く手あまたの状況です。新しい技術領域で専門性を高めることで年収アップにつながります。

マネジメント経験

マネジメント経験も、エンジニアの年収アップにつながる主要な要素です。

マネジメント経験者は、チームの進捗管理やメンバーのモチベーション向上、クライアントとの調整など、多角的なスキルを持っていると判断され、高く評価されます。さらに予算管理やリスク管理、品質管理ができるエンジニアは、企業にとって代替の利かない存在です。

チームをまとめた経験は、技術力だけでは測れない付加価値として評価される要素です。実際、マネジメント経験者は一般的なエンジニアと比べて、150万円から300万円程度高い年収を得ているケースも少なくありません。

業界知識とシステム要件への理解

業界知識とシステム要件への理解を深く持つエンジニアは、市場で高く評価されます。特定業界のビジネスモデルやコンプライアンス要件、業務フローを熟知していることで、より価値の高い提案ができるためです。

例えば以下のような経験は待遇アップにつながる可能性があります。

  • 銀行のシステム開発における金融機関特有の厳格なセキュリティ要件や法規制への対応
  • 医療システムにおける個人情報保護法やガイドラインに沿った設計

このような業界特有の知識とシステム要件を理解しているエンジニアは希少なため、汎用的なスキルしか持たないエンジニアと比べて、高い年収を提示されることが一般的です。

ハイスキルなシステムエンジニアが求められる背景と市場ニーズ

前の条件を満たしたエンジニアが高く評価される背景には、IT業界を取り巻く市場ニーズの急速な高まりがあります。

  • 慢性的なIT人材不足、特に即戦力となる経験豊富なエンジニアの不足感
  • コロナ禍を機にデジタル化が加速したことによる、DX推進やシステム刷新を急ぐ企業の増加

特に、クラウド移行の進展やAI・機械学習の実用化により、昨今は従来のオンプレミス環境とは異なる専門知識を持つエンジニアが必要とされるようになりました。企業は競争優位性を保つために、新しいシステムの開発、運用に高額の投資をする傾向にあるため、高需要のスキルを持つエンジニアの年収も上昇し続けているのです。

実務経験を積みながら年収アップを図れる「日比谷情報システム」に注目

システムエンジニアとしてスキルアップし年収を上げたい場合は、必要なスキルを実務経験で身に着けることが近道です。

日比谷情報システムでは、若手エンジニアが早い段階から上流工程に挑戦できる環境が整っています。大規模プロジェクトや直取引案件を多数手がけているため、要件定義から設計、開発、テストまで一貫した経験を積むことが可能です。さらに、金融、公共、インフラといった特定業界での豊富な実績があるため、業界エキスパートとしてのキャリアパスも描けます。

近年はクラウド技術やAI分野での案件も増えており、最新技術に触れながらスキルアップが可能です。本記事で紹介したハイスペックなシステムエンジニアを目指し、年収アップを図りたい方は、ぜひ日比谷情報システムの採用情報をご覧ください。