社員の成長を大切にしている点が印象的でした
接客業で働いていた当時、興味のあったIT業界の知人から仕事内容などを聞いたのがきっかけで、ネットワーク系の会社へ転職しました。これがIT業界でのキャリアのスタートです。最初の会社では、機器の監視、運用などの業務や設計、構築などを4〜5年担当しています。
働きやすい環境で、技術力を伸ばすにはよかったのですが、ずっとひとりで客先常駐だったんです。自分がどの会社に所属しているのかわからなくなり、転職を意識し始めました。組織に所属するなら、仲間と一緒にプロジェクトに携われるような環境で働きたいと思っていたところ、誘いを受けた会社のひとつが日比谷情報システムでした。
面接の際に、人事の方が会社の風土や雰囲気、実際にどのように業務を進めているのかなど、丁寧に説明してくれました。入社しないとわからないことがあるのが当たり前ですが、説明を聞いていると、自分が実際働いている姿がイメージできました。細かいことも直接聞けて、安心でしたね。評価基準などの説明で、社員の成長を大切にしている会社だという印象が強く残り、転職の決め手となりました。
さまざまな経験を積み、バランス感覚を身につけました
入社以来、ネットワークサーバー機器のインフラ業務に携わっています。当初は運用から入り、少しずつ設計や構築の業務を担当するようになりました。やったことがない業務で、とにかく勉強しながら働く毎日でしたね。進め方が合っているのかわからなくても、成長を感じることができたので、気持ちは前向きでストレスはありませんでした。
今までで最も手応えがあった仕事は、一番大変だった仕事でもあるリモートアクセスVPNの設計です。要件が斬新で複雑なうえに前例がなく、サンプルにするような事例も設計書も何もない状況でした。どうしたら実現するのかわからないなかで、検証しながら進めるしかなく、最初のうちは苦しい時間が続きました。最後までやりきったときは、充実感がありました。
現在担当しているのは、研究所の基幹システムです。インフラの仮想基盤と仮想マシンの設計構築やネットワーク部分などに関わるプロジェクトに携わりながら、他のプロジェクトをサポートし、新たなプロジェクトの準備も進めています。それぞれ技術的なおもしろさがあり、経験の少ない若いメンバーの成長によって、少しずつチームが強くなっていくのもうれしいですね。
メンバーや工程の管理をするようになって視野が広がり、全体のバランスを見るという意識が身についた気がします。技術はもちろんですが、コミュニケーションも大事で、いい方向に進められるよう調整することを心がけています。
技術力にプラスして新たなスキルを増やしていける環境
将来像はまだ明確にはなっていませんが、身につけたい技術がいくつかあります。プロジェクトを進める技術管理をメインでやりながら、営業として案件を取ってくるメンバーが増えていることにも刺激を受けています。
コミュニケーションを取るのが好きで、同僚や後輩はもちろん、お客様といい関係性を作っていけるのが自分の強みのひとつです。この力を活かすためにも、営業のスキルを身につけ、自分で獲得した案件をチームとして進められるようになりたいです。
目標にしているのは、私が入社した当時のチームリーダーで、現在の上司でもあります。ひとつの現場に集中するのではなく、複数の現場に関われるような環境を希望していたのですが、入社1年目から希望通りの業務を担当させてもらいました。自分の仕事も忙しいなかで、一人ひとりの志向や特性を見極めてアサインするのは、なかなかできることではないと思います。
日比谷情報システムは、社員のつながりが強いのがいいところですね。どんなことでも上司に相談できるので、安心で心強いです。人事制度も基準が明確で、正当な評価を受けられます。これこそが日比谷情報システムに入社する決め手になったことで、実際に働き始めてからも、そのよさを実感しています。