クライアントの要望を聞き出し、課題を解決するための最適なシステムを開発するシステムエンジニア（SE）。慢性的な人手不足に陥っているIT業界の中でも、特に需要の高い職種です。
生成AIやクラウド関連など、新たな技術が続々と登場しているシステム開発やインフラ設計構築などの領域は、将来性が高くキャリアアップがめざせます。第二新卒として就職先を探している人のなかには、システムエンジニアに興味があるという人も多いようです。今回は、SEに向いている人、うまくいく人の特徴を紹介します。
＜目次＞
SEをやりたいという情熱・意欲がある
学習・情報収集が得意
コミュニケーション力が高い
ニーズを把握して的確に行動できる
自発性とチャレンジ精神
日比谷情報システムで第二新卒が成長する理由
SEをやりたいという情熱・意欲がある
一番大事なのは、システムエンジニアという仕事への熱意やモチベーションです。新しい技術を貪欲に学び続け、納期までに最適なシステムを開発・納品するためには、SEという仕事への熱意や強い意志がなければ難しいでしょう。
IT業界やシステム関連の知識や経験が浅くても、第二新卒からシステムエンジニアをめざすことは可能です。成長している企業は、採用と人材育成に力を入れており、新卒や第二新卒を教育する環境が整っています。最近は第二新卒を新卒のように扱う企業も増えており、手厚い研修や教育を受けられるケースもあります。
第二新卒でシステムの仕事は未経験でも、テストや運用など対応しやすい工程を担当しながら、段階的にキャリアアップすることができます。とはいえ、ただ与えられた仕事をこなすだけでは、知識や技術を身に付けることはできません。「お客様の事業に貢献したい」「ニーズに応えたい」「いいシステムを作りたい」という熱意がある人が、技術を武器に活躍する仕事です。
学習・情報収集が得意
IT技術の進化のスピードは速く、新しい技術はすぐに当たり前になり、最新のバージョンに刷新されていきます。システムエンジニアは、AI、クラウド、サーバーレス、セキュリティなど話題になっている技術に加えて、自分が担当している領域の最新動向をキャッチアップし、必要なものを習得していく姿勢が求められる仕事です。
「学習が苦にならない」「情報収集が得意」という人は、適性があるといえるでしょう。限られた時間のなかで情報を的確にインプットするために、論理的思考力や読解力も必要です。
コミュニケーション力が高い
システム開発には、上流工程といわれる企画・設計から開発、テストと多岐にわたる工程があります。それぞれに複数のエンジニアやプログラマーが関わっており、チームプレーで進めていきます。「何がどこまで進んでいるのか」「どんな連携が必要か」など、個々の仕様と進捗を確認しながらプロジェクトを進めていくために、コミュニケーション力は重要なスキルです。
システムエンジニアとして経験を重ねて、企画、設計、要件定義といった上流工程に携わるようになると、事業やサービスの課題をヒアリングしたり、システムの全体像や機能について説明したりする機会が増えていきます。
システム開発に携わるプロジェクトメンバーとうまく連携しつつ、IT技術に詳しくないクライアントの理解を得られるエンジニアは、大いに活躍できるでしょう。
ニーズを把握して的確に行動できる
システムエンジニアは、仕様書の通りに作ればいいという仕事ではありません。それぞれの機能がなぜ必要なのかを理解し、どうすれば目的を満たすのかを考え、ニーズに応えるシステムを作り上げる仕事です。
そのためには、お客様や上司の意図を汲んで、適切に動くことが求められます。経験を積んで上流工程に関わるようになると、お客様に対する理解はより重要になってくるでしょう。要望に対して最適な答えを出し、スムーズに行動できる人は、社内・社外問わず信頼関係を築くことができるでしょう。
自発性とチャレンジ精神
ひとつでもミスやバグがあると、全体が動かなくなることもあるシステムの開発現場は、予期せぬトラブルがつきものです。突発的なトラブルにも動じず、ロジカルに考えて原因を探り当て、解決に向けて率先して動けるエンジニアは高く評価されます。
わからないことがあると手が止まってしまうという人より、仮説を立ててトライし、検証しながら前に進むことができる人のほうが成長していける仕事でもあります。自発的に動いて成功体験を積んでいくうちに、プロジェクトリーダーからマネージャーというキャリアが見えてくるはずです。
日比谷情報システムで第二新卒が成長する理由
日比谷情報システムは、金融業界やメーカー、官公庁などのシステム開発やインフラ構築を手がけている会社です。長くお付き合いをしているお客様が多いのは、信頼関係を大事にしているから。上流工程から関われる技術とノウハウがあるプロジェクトマネージャーやエンジニアとともに、多様な現場経験を積むことができます。
近年は、システム開発もインフラ構築も新たな発注が増えており、システムエンジニアの採用と育成に力を入れています。創業以来、技術者をリスペクトするカルチャーがあり、それぞれがめざすキャリアに応じたプロジェクトにアサインしています。研修や現場でのOJTも充実しており、未経験からのチャレンジとなる第二新卒の方々もしっかり成長できる環境があります。
日比谷情報システムの事業とサービス、システムエンジニアやインフラエンジニアの仕事に興味がある方は、採用サイトをご覧ください。