エンジニア未経験からIT業界への転職を目指す場合、面接で何を聞かれるか、何をアピールすればよいのか、不安に感じるのではないでしょうか。 未経験者の面接では「成長意欲」「学習姿勢」「仕事に向き合う姿勢」が重視されるため、スムーズに答えるための対策が不可欠です。
この記事では、システムエンジニア未経験者の採用面接でよく聞かれる質問とその答え方を解説します。企業は未経験者の何を評価するのか、ポイントを押さえて面接に備えましょう。
システムエンジニア未経験者の面接で重視される4つの評価ポイント
未経験者の採用面接では、現時点での技術力よりも将来性や人柄が評価されることが一般的です。企業は以下の4点で「入社後に自社で活躍し貢献できるか」「自社に馴染んで長く働いてくれるか」を見極めようとしています。
- 実績よりも成長意欲・学習姿勢
- 論理的なコミュニケーション力(説明力・質問力)
- 企業とのカルチャーフィット(働く姿勢・価値観)
- キャリアビジョンの明確さ(3〜5年後の方向性)
自ら学び、成長し続ける姿勢、物事を順序立てて説明する力、そして企業の文化やビジョンに共感し、同じ方向を向いて働けるかどうかといったポテンシャルを判断するのです。これからの伸びしろを伝えられるかどうかが選考結果を左右するといっていいでしょう。
システムエンジニア未経験者が面接で聞かれる質問と答え方
ここからは、実際の面接でよく聞かれる質問を紹介します。質問の意図を理解し、回答のポイントをヒントに自身の言葉で語れるようにしましょう。
志望動機は「ITを選んだ理由」や「事業への共感」とセットにする
志望動機の質問には、エンジニアとしての熱意と企業とのマッチ度を見極める意図があります。
【よく聞かれる質問】
「なぜIT業界、そしてシステムエンジニアを目指そうと思ったのですか?」
「数ある企業のなかで、なぜ当社を志望されたのでしょうか?」
【回答のポイント】
IT業界を選んだ理由として、前職や日常生活でシステムに興味を持ったきっかけや、システムで苦労した経験など、自分自身の原体験をベースに志望動機を説明すると説得力が増します。
会社の志望動機に対しては、志望企業の事業や文化のどこに共感したかを説明しましょう。この会社なら「前職で培った〇〇のスキルを活かして貢献できる」「自ら成長できる」と説明すれば、企業とのマッチ度の高さを証明できます。
学んできた内容は学習のプロセス・改善点まで伝える
学習内容に関する質問では、単に知識を伝えるだけでなく、あなたの学習意欲や課題解決能力が評価されます。
【よく聞かれる質問】
「現在、どのようなITスキルを学習していますか?」
「学習するうえで、何が最も大変でしたか?また、それをどう乗り越えましたか?」
【回答のポイント】
「何を学んだか」だけでなく、「何の目的で」「どのように学んだか」「工夫した点」まで伝えることが高評価を得るポイントです。特に、エラーや困難をどう乗り越えたのかを具体的に伝えることで、エンジニアに不可欠な課題解決能力をアピールできます。
長所・短所は今後活かせるポータブルスキルに置き換える
長所・短所の質問では、自己分析力と、エンジニアとしての適性が見られています。
【よく聞かれる質問】
「あなたの長所と、それを仕事でどう活かせるか教えてください」
「あなたの短所と、どう向き合っているかを教えてください」
【回答のポイント】
長所は、エンジニアの仕事にも応用できる「ポータブルスキル」として説明しましょう。「相手の意図を正確に汲み取り、先回りして行動できる」といった行動特性でも構いません。業務に貢献した、または周囲から感謝された具体的なエピソードを交え、「エンジニアの仕事に、このように活かせると感じた」と今後の仕事に関連付けると、信頼性が高まります。
短所については隠すよりも、実践している改善策とセットで伝えることで、成長意欲と誠実さをアピールでき印象がアップします。
キャリアプランは上流・新技術領域などへの成長意欲を示す
キャリアプランに関する質問では、あなたの成長意欲と、企業で長く活躍してくれる可能性を見ています。
【よく聞かれる質問】
「入社後、どのようなエンジニアになりたいですか?」
「3年後、5年後のご自身の姿をどうイメージしていますか?」
【回答のポイント】
応募先企業の事業内容や強みと、自分の目標を結びつけて説明しましょう。「特に貴社はクラウド案件の実績が豊富だと伺っておりますので、私もクラウド技術を積極的に学び、インフラの設計・構築にも関われるエンジニアを目指したいです。」など、「この会社で成長したい」という強い意志を示すことで、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。
キャリアプランは「最初は基礎を固め、2〜3年後に上流工程やクラウド技術に挑戦したい」と、段階的かつ具体的に説明しましょう。ただし「3年で〇〇に必要な技術をすべて身に付ける」といった短期完結型の目標を掲げると、独立志向と取られる可能性があります。ここは、入社した会社での長期的な成長意欲を見せるのがポイントです。
未経験者が面接までに準備すべき3つのこと
面接で自信をもって自分をアピールするためには、事前に自分の人材としての価値を洗い出すと同時に、企業研究した情報と併せて整理することが欠かせません。面接までに最低限、以下の3点の準備をしておきましょう。
- 基礎学習の棚卸し(何をどこまで理解しているかを整理する)
- 職務経験の棚卸し(前職の経験、ポータブルスキルをITスキルに変換しておく)
- 企業研究|事業内容×自分の強みの接点を見つける
学習した内容や異業種での経験は、見せ方次第で強力なアピール材料に変えることも可能です。企業の事業内容を深く理解し、自分の強みとどこで交わるのか、「接点」を見つけることで内定に一歩近づけます。
面接で使える未経験者ならではのアピール方法
エンジニア未経験者がシステムエンジニアの採用面接を受ける際には、経験者以上の熱意やポテンシャルを示すことが不可欠です。ここでは未経験者が面接でアピールするポイントを解説します。
ポートフォリオは完成度よりも成長過程を示す
ポートフォリオは完成しているに越したことはありませんが、未完成でもアピールは可能です。未経験者の採用においては、完璧な成果物よりも「何を考え、どう実装しようとしているのか」という思考のプロセスと成長過程を重視するからです。
応募者は制作意図や使用技術の選定理由、現在行き詰まっている点と、それをどう解決しようとしているのかを説明することで、業務に必要な課題解決能力も示せます。
学習習慣の定着度を伝えて成長可能性をアピールする
日々の学習において実践し、定着している方法を伝えることで、採用担当者の「入社後も継続して学習し、成長してくれるだろうか」という懸念を払拭できます。
変化の速いIT業界において、自ら学ぶ習慣と姿勢はもっとも重要な資質の一つです。「毎日1時間はプログラミングに触れる」「IT系のニュースサイトで最新情報をチェックする」といった具体的な学習習慣を伝え、仕事で多忙な中でも成長を続けられることをアピールしましょう。
価値観を伝えてカルチャーへのフィット感を訴求する
未経験者が経験者よりも有利になり得るポイントとして、カルチャーへのフィット感が挙げられます。経験者は過去の手法や働き方に執着し、企業の文化に適合しない場合もある一方で、企業と方向性を合わせられる未経験者なら経験者と同じ土俵に立つことは十分可能です。
企業は未経験者を採用して一人前のエンジニアに育ててくれる代わりに、事業への貢献を求めています。志望動機を回答する際に自分の仕事の価値観を伝え、その企業で自分の資質を活かせることを示しましょう。
未経験からシステムエンジニアをめざすなら日比谷情報システム
未経験者の採用面接では、技術力以上に「成長意欲・学習する姿勢・コミュニケーション力」が評価されます。志望動機やキャリアプランを語る際は、応募先企業との“接点”を意識し、自分の言葉で熱意を伝えることが重要です。これまでの学習内容や前職の経験をしっかりと棚卸しすれば、自分だけのアピールポイントは必ず見つかります。
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システム開発やインフラ構築の現場でも、上司や先輩のサポートが充実しており、わからないことはその場で聞ける環境です。未経験からのエンジニアデビューでも、技術者として活躍したいという熱意と学習意欲があれば、ステップアップできるでしょう。実際に未経験からシステムエンジニアに転身し、2~3年でチームリーダーとして活躍するなど、当社の環境でスピード感をもって成長している者が多数います。システムエンジニアとして新たなキャリアをスタートしたい方は、日比谷情報システムの採用情報をご覧ください。