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日比谷情報システムのエンジニア採用ブログ

IT業界の最新事情や求人・転職動向、クラウドサービスなど技術関連のトピックス、開発エンジニア・インフラエンジニアの日々の仕事や成果、エンジニア求人の最新ニュースなど、日比谷情報システムがお届けする採用ブログです。プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーとしてキャリアアップしたい方、新たな領域で活躍したい方は、ぜひご注目ください。

文系出身でもシステムエンジニアになれる?未経験者の誤解・不安にお答えします!

文系出身でもシステムエンジニアになれる?未経験者の誤解・不安にお答えします!

IT業界に関心はあるけれど、「文系出身では難しいのでは」と思っている方もいるでしょう。「数学が苦手」「プログラミングの経験がない」といった理由で、未経験可の求人を見ても応募をためらってしまう方は少なくありません。

しかし、システムエンジニア(SE)の仕事は、複雑なコードでプログラムを書くことだけではありません。実際の業務では、顧客の要望を聞いて整理したり、関係者と連携しながらシステムを完成させたりするなかで、文系の学習や異業種での仕事を通じて培った力が活かせる場面も多数あります。

この記事では、文系出身者がシステムエンジニアやインフラエンジニアをめざすうえで抱きやすい誤解や、文系出身者が活かせる能力、そして文系・未経験からSEを目指すために準備すべきことを解説します。

文系・未経験でもシステムエンジニアになれる

結論からいうと、学部や専攻だけでシステムエンジニアの適性が決まるわけではありません。

人材情報会社などの調査を見ると、理系のエンジニアは4割程度で、文系の学部が6割を占めています。システムエンジニアの役割は「顧客の課題をITで解決する」こと。プログラミングはその一部に過ぎず、実際の業務は多岐にわたります。

  • 顧客の要望や課題を把握し、企画・設計する
  • 必要な機能を整理して要件定義書にまとめる
  • 開発・インフラ・テストなどさまざまな担当者と連携する
  • プロジェクト全体の進捗を管理し、顧客に説明する

情報を正確に読み取って整理し、他者に伝える力も、システムやインフラのエンジニアの実務に欠かせないスキルです。業務に必要なIT知識や技術は、入社後の研修や実務を通じて身につけられるものも少なくありません。むしろ、わからないことを整理して調べたり、質問したり、継続的に学ぶ姿勢が重要視されます。

「文系出身者にシステムエンジニアは難しい」と思われやすい3つの理由

「文系出身者にシステムエンジニアは難しい」というイメージは、誤解によるものです。単に理系の知識やプログラミングスキルがないというだけで、適性がないとは判断できません。

以下に、「文系出身者にSEは難しい」という誤解が生じた理由を解説します。

システムエンジニアの日常業務では、高校や大学で学ぶような高度な数学を常に使うわけではありません。

エンジニアが扱う「論理」は、数式よりも「順序立てて考えること」に近いものです。「A という条件のとき B になる、B でないとき C を行う」といった、場合分けの思考は、論理的に物事を考える力があれば十分理解できます。

ただし、数字や計算とまったく無縁とはいい切れません。処理速度の計算やデータ量の見積もりなど、数字が必要な場面もあります。数学の得意・不得意よりも、必要な技術・知識を学び続ける姿勢が重要です。

「SEは一日中プログラムを書く仕事」「入社前に高度なプログラミングスキルを身につけなければならない」というイメージは、文系出身者がエントリーをためらう理由のひとつです。

実際には、プログラムを書く工程(実装)に入る前に、ヒアリング・要件定義・設計という段階があります。エンジニアが実際にプログラムを作り始めるのは、これらの過程を経て「何を作るか」が明確になってからです。顧客の要望を整理して設計書に落とし込み、関係者へ説明することもSEの重要な役割です。

特にSIer(システムインテグレーター)のプロジェクトでは、顧客との折衝や仕様調整、設計などをSEが担当する場合があります。なかでも、顧客と直接取引する案件や上流工程を多く手がける企業では、ヒアリング力や調整力、論理的にまとめる力を活かせる機会が増えます。

入社前から専門知識が必要だと思われているケースも多く、文系出身者のハードルとなっています。

プログラミングの基礎を事前に学んだほうがベターですが、最近は未経験者を採用する求人が増えています。入社後に学びやすいかどうかが大事で、企業の育成体制は重要なチェックポイントです。

「未経験歓迎」という言葉が求人に並んでいても、教育内容や配属後の支援体制は企業によって異なります。配属後に一人で業務を抱えることになるのか、先輩に相談しながら学べるのか、企業選びの段階で見極める必要があります。

システムエンジニアに活かせる文系・異業種のスキル

文系出身者が大学や前職で培ってきた経験やスキルを、SEの仕事に活かせる場面は多数あります。システム開発の工程に当てはめてみましょう。

接客・営業・カスタマーサポートの経験がある方は、接客・営業・カスタマーサポートでは、相手の意図を汲み取りながら対応する力が求められます。

お客様自身も、自分たちの要望を言語化できているとは限りません。システムエンジニアが顧客のヒアリングを行う場面では、「〇〇をシステム化したい」という漠然とした要望を、「誰が・何を・どの条件で・どんな結果を得たいのか」という形に整理する作業が必要です。

そのような場面で、相手の言葉の背景にある意図を理解し、確認しながら整理する力はこの仕事に役立ちます。特に、顧客と直接やり取りする案件や、要件定義・設計などの上流工程では、相手の課題を正確に捉える力が重要になります。

一般事務や資料作成、報告書・マニュアル作成の経験がある方は、そこで培った情報整理力や言語化する力は、システムエンジニアの業務にも活かせます。

開発の現場では、仕様書、手順書、進捗報告、議事録など、多くの資料を作成します。複雑な情報を整理して正確に伝える力は、認識違いや手戻りを防ぎ、プロジェクトの品質を支える重要なスキルです。専門知識のない顧客にわかりやすく説明する際にも役立ちます。

業務改善の提案経験、クレーム対応、プロジェクトの進行管理などを経験してきた方は、問題を整理して原因を特定する力を持っている場合が多いです。こうしたスキルは、システム障害の原因究明や業務フローの設計で活かせます。

SEがシステムの不具合を調査する際には、「どの処理で問題が起きているか」「どの条件のときに再現するか」を順番に絞り込んでいきます。この思考プロセスは、論文作成や文章読解、業務フローの整理で培われる力と本質的に近いものです。

この力は、プログラムの不具合を調べる場面だけでなく、サーバーやネットワークの障害原因を切り分ける場面でも役立ちます。

ロジカルシンキングは生まれ持った才能ではなく、問題を分解し、原因と結果を順序立てて整理する訓練によって伸ばせます。

複数部署との調整、チーム業務、引き継ぎ対応など、異なる立場の人と連携した経験がある方は、SEの業務にも活かせる場面があります。

システム開発は、プロジェクトマネージャー、プログラマー・お客様・上司・パートナー企業のエンジニアなど、複数の関係者が連携しながら進める仕事です。それぞれが異なる立場・知識・優先事項を持つ中で、全員の認識を合わせながらプロジェクトを前に進める力は、IT技術や専門的なスキルに負けず劣らず重要です。

営業やカスタマーサポートなどの仕事で関係者との調整力を身につけた方は、こうした場面で力を発揮できるでしょう。

文系・未経験からシステムエンジニアを目指すための準備

文系・未経験からシステムエンジニアやインフラエンジニアをめざす場合は、仕事内容を理解し、基礎学習や経験の棚卸しを進めておきましょう。

事前に仕事内容や必要な知識を確認しておけば、入社後のミスマッチを防げます。以下に挙げるステップで準備を進めてみてください。

システム開発・インフラ・クラウド・運用・保守など、エンジニアが関わる領域はさまざまです。どの領域に関心を持てるかを調べてみましょう。

興味のある領域が見えてきたら、ITパスポートや基本情報技術者試験の学習範囲を参照したり、無料のプログラミング入門教材に触れたりしてみるのもいいでしょう。この仕事に資格取得は必須ではありませんが、学ぶ過程で「適性はありそうか」「続けられそうか」など、手応えをつかめるので、入社後のミスマッチを減らすことにもつながります。

次に、前職の経験をシステムエンジニアの業務に紐づけて棚卸ししましょう。

たとえば「接客経験がある」なら、次のように具体化できます。

  • 顧客の要望を聞き取るのが得意
  • クレームの原因を整理して職場を改善した経験がある
  • さまざまな関係者の意見を取りまとめ、業務の流れを見直した
  • 多くのスタッフが使うマニュアルを作成した

業務を具体的に棚卸しすれば、システムエンジニアとして活かせる強みを職務経歴書や面接でも伝えやすくなります。

エンジニアの求人を検索し、「未経験歓迎」の求人を見つけたら、入社後に成長できる環境があるかを確認しましょう。特に注目したいのは、次の4点です。

  • 基礎から学べる研修制度があるか
  • 配属後に上司や先輩に相談できる体制があるか
  • 保守・運用だけでなく、開発やインフラなど経験を広げられる仕事があるか
  • 将来のキャリアパスが示されているか

採用サイトに未経験者や文系出身者の成功事例が掲載されているかも、企業の育成に対する姿勢を判断する手がかりになります。

文系・未経験からエンジニアをめざせる日比谷情報システム

未経験者がシステムエンジニア・インフラエンジニアとして成長するには、本人の学習意欲に加え、研修や配属後のサポート、経験できるプロジェクト、キャリアパスが重要です。日比谷情報システムには、未経験者が成長できる環境があります。

日比谷情報システムでは、システム開発言語、サーバー、ネットワーク、クラウドなどのITスキルに加え、キャリアや階層に応じたビジネススキル研修も用意しています。技術を基礎から学びながら、顧客対応やチーム運営に必要な力も伸ばせる環境です。

プロジェクトにはチームで参加し、先輩やリーダーに相談しながら業務を進めます。わからないことを一人で抱え込まず、実務を通じて知識や技術を身につけられる体制は、未経験者にとって大きな支えになるはずです。

金融、製造、公共、物流など、さまざまな業界のシステム構築を手がけています。開発だけでなく、インフラの設計・構築やクラウドにも対応しているため、幅広い技術領域に触れながら将来のキャリアを考えられることも魅力です。

採用サイトでは、アパレル販売から未経験で入社し、上流工程に携わるようになった社員や、心理学を専攻した後にインフラエンジニアとなり、チームリーダーへ成長した社員などが紹介されています。

将来は、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャー、技術を深く追究する専門職など、志向に応じたキャリアをめざせます。

システムエンジニアの適性は、理系か文系かで決まるものではありません。これまで培った対人対応力や文章力、問題を整理する力に、入社後の学習で技術を積み重ねることが大切です。「文系だから」と諦めず、これまでの経験を新しいキャリアに活かしてみてはいかがでしょうか。日比谷情報システムの仕事や求人に興味がある方は、採用サイトをご確認ください。