このままでいいのだろうか…。先々のキャリアを考えたとき、今の会社で働き続けることに疑問や不安を感じるシステムンジニアやインフラエンジニアも多いのではないでしょうか。
「システム開発の上流工程に関われない」「ルーティンの運用業務が多い」「自分の技術が陳腐化しているように感じる」「マネジメントスキルを身に付ける機会がない」。現状に対する不安や不満を抱えながら、転職で新たなキャリアを築ける可能性について考えている人もいるでしょう。
成長できる環境を求めるエンジニアが転職を検討する際に、どんな観点で企業や求人を選べばいいのでしょうか。今回は、成長できる可能性が高い企業に共通するポイントを紹介します。
<目次>
ポイント①会社としての強み・得意分野が明確
ポイント②年齢や社歴に関わらず評価される
ポイント③新たなチャレンジをしている
ポイント④下請けの仕事ばかりになっていない
ポイント⑤人を育てる制度や研修などの機会がある
技術者をリスペクトする日比谷情報システムに注目!
ポイント①会社としての強み・得意分野が明確
事業やサービスの領域を拡大する大手のSIerや、先端技術で勝負するIT企業に転職できれば、多様なプロジェクトを経験することができそうです。しかし、そんな企業の中途採用は総じて人気があり、求人の大半はハイレベルな技術や大規模開発の経験を問われます。
だからといって、転職を諦める必要はありません。認知度は低くても、特定の業界や領域で評価されている企業や、独自性の高いサービスを展開している会社なら、システムエンジニアとしての強みを築き上げる方向が明確になります。
「入社してから、どんな仕事を任されるかわからない」。転職には常についてまわる不安です。であれば、得意分野が明確で、そこに興味をもてる会社を選んだほうがいいでしょう。今の会社では、どんなキャリアステップがあるのかわからないという人はなおさらです。
ポイント②年齢や社歴に関わらず評価される
転職して変わりたいなら、年功序列の色が強い会社や、キャリア選択の自由度が低い会社は避けるべきです。担当するプロジェクトで実績を積んだら、より重要なプロジェクトにアサインされたり、マネジメントの仕事にチャレンジできたりする会社を選びましょう。
成果主義、実績重視の会社を選ぶポイントは、採用サイトや求人情報に掲載されている転職事例や社員インタビューに、自分の希望に近いキャリアを実現している人がいるかどうかです。人事制度や待遇面だけで企業選びはせず、面接で中途入社からのキャリアアップ事例について聞いておくことをおすすめします。
ポイント③新たなチャレンジをしている
新たな事業やサービス、プロジェクトの有無も、成長できる会社を見極めるポイントのひとつです。会社として成長志向があれば、プロジェクトマネージャーも技術者も新たなチャレンジができる可能性が高まります。
ただし、新たな取り組みが多ければ多いほどいいというわけではありません。事業の柱は変わらなくても、これまでとは違う領域の取引先を開拓していたり、幅広い工程の対応をしている案件を数多く手がけていたりする会社なら、仕事の幅が広がり、技術やビジネススキルを高められそうです。
キャリアの軸がブレないよう、新規事業も撤退したサービスも多い会社は慎重に評価し、長期的にやりたい仕事に携われそうな企業に目を向けましょう。
ポイント④下請けの仕事ばかりになっていない
「上流工程に関わりたい」「お客様の声を直接聞ける立場で仕事をしたい」というシステムエンジニアは、得意な業界・領域や取引先の顔ぶれだけでなく、商流も確認しておいたほうがいいでしょう。
お客様と直接取引するSIerの孫請けばかりとなると、手がけるプロジェクトのタイプが偏りがちで、新たな取り組みに出会える可能性は高いとはいえません。開発・運用の事例をチェックするだけでなく、どんなポジションで関わるプロジェクトが多いのかを確認するようにしましょう。
ポイント⑤人を育てる制度や研修などの機会がある
研修プログラムやキャリア支援の制度が充実している会社は、総じて現場の社員を大事にする傾向があるといえそうです。求人情報を見ると、多くの企業が「エンジニア向けの研修あり」と記載していますが、実際にどんなプログラムがあるのか具体的に把握するようにしてください。
研修や資格取得支援の内容をチェックすると、その会社がどんな技術をもったエンジニアを育てようとしているのかがわかります。自分のキャリアプランと会社が求める人物像にギャップがあると、数年後に再び悩むことになりかねません。制度の有無だけでなく、中身も要チェックです。
技術者をリスペクトする日比谷情報システムに注目!
日比谷情報システムの強みは、金融業界、メーカー、官公庁のシステム開発やインフラ設計構築・運用の実績が豊富で、上流工程から携わるプロジェクトが多いことです。それぞれの業界特化のノウハウがあり、長期的な大規模案件から小規模チームによる運用まで、さまざまなプロジェクトを推進しています。
定期的にキャリア面談を実施しており、それぞれの社員がめざす将来像や志向をふまえて、アサインするプロジェクトを選択。「会社の利益を社員に還元する」という経営方針で、成果を挙げた社員は年齢・社歴・役職を問わず評価しています。
近年は、マルチクラウドやクラウドネイティブアプリケーション関連の取り組みが増えており、システム開発の品質向上はもちろん、ITサービスマネジメントシステムを用いた業務効率化なども推進しています。
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