入社の決め手は、チームで働けること
大学卒業後、ある企業の総務部で働いていました。高校は情報系の学科で、いつしか初心に帰ってIT関連の知識を極めたいと思うようになり、IT業界へ転職。お客様先に常駐するサーバー系のエンジニアとして、新たなキャリアが始まりました。当時の悩みは、先が見えなかったことです。
ひとりで常駐しており、いつも孤独で、流動的な人事評価制度にも不安を感じていました。環境を変えたくて転職先を探していたとき、チームで働くことを重視している日比谷情報システムに出会いました。
日比谷情報システムは歴史があり、人事評価制度も確立しているので、長く働けそうという安心感がありました。前職での経験が考慮され、いずれはチームリーダーをというお話をいただき、入社を決意。すぐにチームのサブリーダーとして、金融系のエンドユーザー向けのシステム構築を担当することになりました。
10人のチームは、日比谷情報システムから2人と、パートナーさんというメンバーでした。金融業界はセキュリティが厳しく、ドキュメントも細かいため、慣れるまでは大変でしたね。それまではクラウドもしっかり取り組んだことがなく、苦労しましたが、AWSについて勉強できたのはよかったと思います。お客様から、もう少しいてほしいとご要望をいただき、予定より長く担当することになりましたが、必要とされていると感じられてうれしかったです。
意見や提案を受け止めてくれる環境で、やりがいを実感
現在は、公共系の団体に常駐し、決済関連の案件を担当しています。ユーザー関連の基盤設計がメインのプロジェクトで、3人のチームのリーダーをまかされています。技術は日々進化していくので、常に新しい気づきがあり、刺激的です。自身の業務をしつつ、リーダーとしてメンバーの管理や技術的な支援を行っており、忙しい日々を過ごしています。
プロジェクトリーダーになってからは、課の方針や今後の見通し、案件の状況や金額の話など、上司と頻繁に打ち合わせをするようになりました。意見や提案をしっかり受け止めてもらえるので、やりがいがあります。チャレンジしたい案件を伝えると、上司が取ってきてくれることもあって、やりたい仕事に取り組めていると実感しています。
リーダーとして、お客様にシステムについて説明したり、交渉したりする機会がかなり増えました。今までもお客様と話すのが苦手で、まだ慣れないこともありますが、システムに詳しくないお客様に対して、どう話せば理解してもらえるのかを考えるなど、しっかり準備してから臨んでいます。
同じ課の同僚や上司は、自分が持っている技術を言葉にして伝えるのがうまいんです。見習いたいなと思います。
リーダーとして経験を積んで、最適なキャリアを見つけたい
日比谷情報システムは、上流工程から携わる案件をさらに増やそうとしており、プロジェクトリーダーの育成に力を入れています。今までは技術を極めたいと考えていたのですが、会社の方針にも賛同できるので、今後のキャリアパスはまだ模索中です。
今は、数人のマネジメントは対応できていますが、管理する人数が増えたらできるか不安です。プロジェクトリーダーとして１年目なので、今の目標は依頼された案件を計画通りに実行していくこと。経験を積んでいくうちに、将来の方向性が見えてくるのではないかと期待しています。
日比谷情報システムは、技術力の高い人が多いのが強みだと思います。自分もさらに技術を磨いていきたくて、昨年はAWSの資格を取得しました。IT関連の技術は常に進化しているので、これからも勉強していかないといけません。一緒に働いているエンジニアのみなさんから、さまざまな情報をもらえるので、やる気になります。
日比谷情報システムで実際に働いてみて、ひとつの目標に向かってチームで取り組む醍醐味やおもしろさを感じています。技術を高めていきたい人、コミュニケーションを大事にしながら仲間と一緒に働きたい人は、やりがいをもって働ける職場だと思います。
