「自分が作ったシステムが誰にどう役立ったのかわからない」「決められた仕様をこなすだけではもの足りない」と感じるSIerのシステムエンジニアやインフラエンジニアが多いようです。SIerの仕事のやりがいは、難易度の高いシステムを完成させることだけではありません。
お客様が抱える課題を理解し、一緒に解決の道筋を考え、信頼関係を築いていくことにも、大きなやりがいがあります。そうした経験の積み重ねが、エンジニア自身の成長につながっていくことも少なくありません。今回は、日比谷情報システムで働く社員の実例をもとに、お客様との距離が近いSIerならではの仕事の魅力を紹介します。
エンジニアのやりがいは「作ること」だけではない
システムエンジニアやインフラエンジニアのやりがいは、「作ること」だけではありません。システム開発の目的は、完成品を納品することではなく、お客様が抱える業務課題を解決することです。
そうはいっても、現場によってはお客様との距離が遠く、自分の仕事がどのように役立っているのか実感しにくい場合もあります。担当工程を終えると次の案件に移り、リリース後の反応を知る機会もないまま仕事が終わることも珍しくありません。
一方で、お客様との対話や提案、リリース後の運用にまで関わることができれば、仕事の成果や手応えを実感しやすくなります。自分の判断や提案が、お客様の業務にどう影響したのかを直接確認できれば、次の施策のイメージも明確になるでしょう。
日比谷情報システムは、大手企業との直接取引や長期にわたる案件、上流工程の仕事などがあり、お客様やプロジェクトの関係者と継続的に関わりながら仕事を進める機会が豊富にあります。「納品したら終わり」ではなく、システムを通じて顧客のビジネスを継続的に支え、ともに課題を解決していく実感が得られる会社です。
日比谷情報システムの社員が実感した「4つのやりがい」
お客様と一緒に課題を解決する過程で、日比谷情報システムのエンジニアはどのようなやりがいを感じているのでしょうか。採用サイトの社員インタビューから、「信頼される」「自分の考えを提案できる」「成果への反応を直接受け取れる」「顧客と力を合わせて難題を解決できる」といった4つのやりがいを紹介します。
「いなくなると困る」――信頼される存在になれたOさん
異業種から未経験で入社したOさんは、証券会社のシステム運用などを担当してきました。
証券会社のシステム運用を担当する中で、Oさんが大切にしてきたのは、お客様の納得感と信頼関係です。単に指示通り作業するのではなく、「お客様の納得感と信頼関係」を重視し、主体的に案件をコントロールする姿勢で業務に取り組みました。
その結果、案件を離れる際にお客様から「安心して任せていたのに、いなくなると困る」と声をかけられたのです。自分が大切にしてきた仕事への姿勢が、お客様からの信頼という形で返ってきた瞬間でした。技術力だけでなく、自分なりのアプローチが評価されたことがうれしかったと話しています。
その後は設計・構築にも仕事の幅を広げ、現在はチームリーダーを務めています。
お客様の要望を考え、プロジェクト方針を提案するYさん
新卒で日比谷情報システムに入社したYさんは、金融システム開発を経てWebアプリケーション開発に携わるようになりました。
体制が未整備の新規Webアプリ案件で、初めての言語やシステムに戸惑ったときには、顧客とコミュニケーションを取りながらシステムの方向性と全体像を見定め、課題を一つずつ解決してきたといいます。
Yさんが特にやりがいを感じているのは、お客様との会議で日比谷情報システムの代表としてプロジェクトの方針を伝えられることです。常に「お客様が何を求めているのか」「何のためのプログラムなのか」を考え、作業者としてではなく、課題解決者としてお客様と向き合う姿勢を大切にしてきました。
Yさんは入社2年目からサブリーダーも経験し、現在は、プロジェクトマネジメントや属人化防止にも大きなやりがいを感じています。
「次回もお願いしたい」――成果が直接返ってきたSさん
インフラ事業でチームリーダーを務めるSさんは、他社での開発経験を経て(インフラは未経験)日比谷情報システムへ転職しました。もともと話すのが苦手だったというSさんは、技術を言語化するのが得意な先輩たちをお手本にしながら、コミュニケーションのノウハウを習得したといいます。
業務においては、顧客の細かなニーズまで反映するように努め、システムに詳しくないお客様に対しては、分かりやすい伝え方を工夫してきたそうです。技術的にすぐ答えられない質問も、持ち帰ってチーム全員で誠実に対応することで、お客さまとの深い信頼関係を築いてきました。
そんな積み重ねの結果、納品後にお客様から「すごくよかった、次回もぜひお願いしたい」と直接評価いただき、その後の仕事につながる大きなやりがいを得られたそうです。現在はリーダーとして、プロジェクトに関する説明、提案、交渉など、より顧客に近い役割も担っています。
10年の信頼関係がトラブル解決を支えたAさん
インフラ事業のプロジェクトリーダーを務めるAさんは、「チームで成長したい」と社内SEから日比谷情報システムに転職しました。入社後は10年間、大手ITソリューションプロバイダーのインフラ基盤案件を担当しています。
印象に残っているのは、4〜5ヵ月間解決策が見つからない難解な仮想基盤の運用トラブルに遭遇したことです。その際に、長年にわたり現場で培ってきた信頼関係があったため、顧客が検証環境を提供してくれました。そして自社チームや上司・若手とも一体となり、粘り強く検証を重ねて原因を解明、トラブルを解決できたそうです。
Aさんは困難なトラブルを顧客と二人三脚で解決したことで、お客さまとのパートナーシップがより強固になったと感じたと話します。また、自分が関わっていない案件で起きた問題でも、共に考え解決する姿勢で業務に臨み続けています。
顧客視点がエンジニアの成長につながる
紹介した4名のエピソードからもわかるように、顧客視点を身につけることは、システムエンジニア・インフラエンジニアとしての成長にもつながります。課題やニーズに的確に対応するには、技術力だけでなく、相手の目的や背景を理解する力も求められます。
4人に共通しているのは、次のような力です。
- 顧客の目的・課題を理解する力
- 技術を分かりやすく伝える力
- 解決策を考え、提案する力
- 誠実な対応を積み重ね、信頼を築く力
- 社内外の関係者と協力して課題を解決する力
上流工程で活躍するためには、お客様が何を実現したいのかを理解し、自分の言葉で提案する力も重要になります。こうした力は、設計や提案、プロジェクトリーダーといった次のキャリアにもつながっていきます。
日比谷情報システムには、個々のエンジニアがめざすキャリアの実現を会社が後押しする風土が根付いています。今後のキャリアから目の前のタスクまで、何でも先輩や上司に質問でき、業務を通じて学べる環境があるのも大きな魅力です。
顧客と直接関われるプロジェクトを経験できるのは、大手企業との直接取引や長期にわたる継続案件、上流工程の仕事が多いからでもあります。「自分が作ったシステムが、誰の役に立っているのかを実感できる仕事がしたい」。そう感じている方は、ぜひ日比谷情報システムの採用サイトと求人情報をご確認ください。